これからの時代、企業が求められるのは高付加価値な企業づくり。

オープンカンパニーでは、自分たちが持つ価値を来場者にいかに伝えることができるかが重要になってきます。
企業の価値を上げるには、作るもののクオリティや性能をあげるのはもちろんのこと
企業としてのブランド価値向上や、社員が働く環境づくり、取引先との良好な関係性構築
地域における良質な人材獲得等、様々な要素があります。

今回は、福井県内でそれぞれ企業の価値向上に取り組んで来られた繊維事業者を訪問し
各社の取り組み内容や、その中での葛藤・成功体験等を伺い
各社に合った価値の高め方を皆様に模索していただく、そんな研修を実施します。

松川レピヤン

  　「福井で一番大きなおうち」をコンセプトに、社員には社長と奥さんが自分たちの娘・息子のように接し、働く環境の向上に力を入れている。オープンファクトリー関連の補助金をうまく活用し社屋をリニューアル。オープンファクトリーを通じて地元の方が会社を訪れるようになり、採用活動にも困らなくなった。毎年、取引先の担当者を招待し社員全員で盛大におもてなしをする、取引先感謝デーなるものを開催している。

明林繊維

　「人と地球を繊維で結ぶ」というミッションのもと、サステナブル素材に特化してものづくりを行っている。職場環境の改善に取り組んだことで「なぜそんなに良い人材ばかり採用できるんですか」と地元の他企業が羨むような人が採用できるようになっていった。

ラコーム

　かつて残業超過が取り沙汰されたことを受けて「社員を育てる＝人材を大切にする」ことを肝に命じ、真摯に取り組まれてきた結果、現在はスーパーホワイト企業となり、引き受ける仕事内容も大きく変化して、企業利益をしっかりと確保できるようになっている。