OpenAI社の人工知能チャットボット「ChatGPT」のリリース以降、教育現場でのAI活用が急速に発展してきました。特に言語学習へのインパクトは大きく、AIの機能を組み込んだ様々な教育商材・サービスのリリースも伴って、急速に成果を上げてきています。一方、ビジネスの現場に目を向けると、グローバル企業で活躍する日本人はもとより、国内での外国人人材の活用も急速に進んでおり、従業員、スタッフの言語習得についてもニーズが高まってきています。
本セミナーでは、言語学習におけるAI活用の第一人者、立命館大学 生命科学部 生物工学科 山中司教授をお招きして、学内でのAI活用と、ビジネス現場の、特にコミュニケーション上でのAI活用のビジョンについてご講演をいただきます。読み書きにおいてはすでにAIがネイティブレベルで、解決してくれるといわれる中、大学では、どのような言語教育に力を入れているのか、そして、大学入学までを支える教育機関の目指すべき指導、また、大学卒業後、ビジネス現場でのあるべき言語習得は、といった教育業界と産業界の橋渡し的な位置にある大学の視点からAIを活用した言語学習について考えていきます。