療養先の医師が許可して、関係者やご家族が食べる事をやらないかぎり、食べることを開始したり進めたりすることはできません。
当然、当NPO関係者が直接指導をしたり、対応法を具体的にお伝えしたりすることもできません。
胃ろうを造ることなどもご家族で話し合いをしていただき、備えやある意味覚悟をしていくことも大切です。
ご本人の意思やQOLについてもよくご家族内で話し合ってください。
また、基本的な姿勢調整や食事介助の方法などについてはご家族自身が知識や技術を得る努力をすることも大切です。
要介護高齢者が増えるなか、食べることが困難となる事は多くあります。
しかしながら、ご家族の対応によって医師らを動かし、食べる可能性を引き出せることも少なくありません。
お辛い時間を過ごされていることと思いますが、まずは現在療養していらっしゃる病院・施設・在宅の主治医や関係者とよく話し合っていただき、対応策を検討してください。
また、口から食べる幸せを守る家族会のWEBをご覧いただき、その中で紹介されている方々の行動を参考になさってください。