「人と地球をつなぎ直す――「食」から探るポスト気候変動の課題」 JFEJでは、今年度も連続講座を開催します(全7回予定)。― 開催の趣旨 ―深刻化する気候変動と生物多様性の喪失。これに水や大地の汚染が加わり、地球は前例のない「3つの環境危機(トリプル・クライシス)」のただ中にある。危機を回避するには、自然の許容量を超えた大量生産、大量消費を前提とする社会の「仕組み」そのものの転換が必要になる。現行制度を前提にした企業や市民の行動、それを規定する技術や文化。連続講座では、私たちの暮らしの中心にある「食」を入り口に、人と地球をつなぎなおす方向性を考える。トリプル・クライシスを生み出した社会の転換を促す報道のあり方も併せて議論したい。《開催概要》ハイブリッド開催:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC) 、Zoom(ウェビナー)開催時間:各回 19:00 ~ 20:40※6月13日は、オンライン開催※5月23日は、終了時刻最長で20:30※JFEJ会員は参加費無料・第1回 4月18日(金)飢餓と環境破壊――食権力論のアプローチ/藤原辰史氏・第2回 5月13日(火)ヨーロッパ農政における環境問題への対応の変遷/和泉 真理氏・第3回 5月16日(金)土壌からお箸までー食品ロスを考える/入江 満美氏・第4回 5月23日(金)農業などの人間活動が窒素循環および人と自然の健全性に及ぼす影響/林 健太郎氏 ※最長20:30・第5回 6月11日(水)食の進化の最前線―フードテックのインパクトと日本の可能性/田中 宏隆氏・第6回 6月13日(金)琵琶湖から生まれた資源循環型地域モデル。その軌跡と課題/藤井 絢子氏、園田 由来子氏 ※オンライン開催・第7回 6月18日(水)食料生産を支える水のガバナンス、農業用水を再考する(仮)/渡邉 紹裕氏